迫害されるブログ「苦しみ続ける動物達のために byさっち~」

2010年。毛皮問題を知ったのを機に、動物の闇・真実を暴くブログを開始。しかし迫害行為に遭い続け貴重な情報を綴ってきたアメブロ・FC2のブログを強制的に閉鎖されてしまいました。その後FC2は奇跡的に復活できたものの、またいつ消されるか解らない貴重な記録の数々。理不尽な暴力行為に苦しむ動物達の声を消さないために、2020年1月保存用にこちらのブログを新たに立ち上げました。

涙をボロボロ流す牛。その先に待っていたのは…。絶望を希望に変えていくために。 動物はゴハンじゃないと認めよう。

住み慣れた牧場が閉鎖となったことで恐怖のあまり、涙を流した牛!運ばれた先には・・・

http://lenon.tokyo/doubutu/10128

涙の理由

エマが住んでいるドイツでは、牧場閉鎖などにより強制的に食肉加工場へと移送される牛たちを救う団体

『Kuhrettung Rhein-Berg – Lebenshof für Tiere』が存在します。

悲しい最期を迎えないようにするため、

牛たちが安全で苦痛のない環境で最後の数年を過ごせるようにと保護施設を有する団体です。

食肉加工場へと移送される直前、この団体がエマを買い取り、保護施設へと連れていかれることになりました。

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ですが、エマはそんな事情は知りません。

住み慣れた場所からトラックに乗せられ、知らない場所へ移送される。

その先がどんな場所かも着いてみなければわからないのです。

紐で繋ぎ、トラックへ乗せる時、エマは涙を流し始めました。

そこにどんな感情があったのかは、私たちにはわかりません。

怖い、悲しい、寂しい、不安…。

どんな理由であれ、移送先がわからない状況で流す涙に心が締め付けられます。

温かい場所

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トラックに揺られ、エマが辿りついた場所は緑が拡がり、他の牛たちが穏やかに草を食べている牧草地でした。

今までずっと、狭い囲われた牛舎の中しか知らずに生きてきたエマにとって、

蹄で感じる柔らかな土と草の感触は初めての体験。

最初はその環境に戸惑うエマでしたが、次第に自分からゆっくりと他の牛の元へと歩み寄っていったのです。

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他の牛たちは新しい仲間に興味津々。

エマが近寄ってくると、ほかの牛たちもエマへと近づいていったそうです。

ほどなくして、エマはこの牧草地の牛たちの群れの一員になりました。

元々、牛も群れで過ごす習性を持ちます。

仲間の牛との交流を楽しみ、共に生きていくのです。

そのため、限られた狭いスペースの牛舎に押し込まれて生活することが、

どんなに苦痛だったのかは計り知れません。

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今は広く安全な場所で過ごせるようになったエマ。

本当に良かったですね。

これからも、こういった悲しい運命を変えられる動物が増えることを願っています。

最後にエマが自由になる瞬間の姿を納めた動画があるのでご覧ください。

鎖で自由を奪われた牛がある男性に出会って自由を手に入れた!すると人間に駆け寄って・・・

http://lenon.tokyo/doubutu/3926

狭い柵に囲われ鎖が首に食い込むように繋がれている数十頭の牛がいました。

柵の間から顔を出し、もがいているようにも見えます。

皮膚の状態も悪く、とても清潔とは言えない状態での飼育は、牛にストレスを与えているのは一目瞭然です。

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この牛たちはある男性と出会うことによって自由を手に入れます。

拷問の様な生活が一変し、自由を手に入れた牛とそれを手助けした男性の絆の実話です。

命の大切さを実感できる動画は次のページからご覧ください!

牛たちとクリスチャンさんの出会い

劣悪な環境で飼育されていた牛を発見してくれたのは、クリスチャンさんという男性でした。

クリスチャンさんは飼育されている数十頭の中でも、

「バンディット」という名の雄牛が特に気になる様子でした。

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クリスチャンさんはSNSを通じて、大型動物の保護に長けている「Gut Aiberbichl」という動物保護団体にバンディットたちの保護を要請しました。

Gut Aiberbichlは、オーストラリアとドイツに広い保護区を持っている大きな保護団体です。

SNSを使ったことにより、Gut Aiberbichlの他にも世界中からのサポートを受け、バンディットたちが自由になることができることになりました。

手に入れた自由

バンディットは手に入れた自由を心から喜んでいる様子が分かり、しかもクリスチャンさんが助けてくれたことを理解しているかのように感謝の気持ちを表しています。

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言葉を話すことができていたら、

「ありがとう!」と言っているに違いないと感じますね。

ではその自由を手に入れた牛とその自由を支えたクリスチャンさんの様子を動画でご覧ください。

保護された牛たち

嬉しそうなバンディットの姿が本当に感動的で、命について深く考えさせられる動画でしたね。

クリスチャンさんに出会わなければ、バンディットたちは拷問の様な日々から死ぬまで抜け出せなかったことでしょう。

バンディットだけでなく、その後にあの柵で苦しい毎日を過ごしていた牛たちは、Gut Aiberbichlに保護されています。

Gut Aiberbichlのメンバーは、

「最期を看取るまで全力で彼らを支える」とクリスチャンさんに約束してくれました。

自然を駆け回ったり、のんびり日に当たる彼らの姿が本来あるべき姿なのでしょう。

人間の手によって苦痛を与えられ、また人間の手によって自由を得る…。

なんとも皮肉な真実ですが、飼育する人間は動物に対しても変わらぬ命であることを忘れてはいけないと思いました。

バンディットたちだけでなく、どんな動物にも幸せな時間が過ごせるよう祈りたいと思います。

~転載終了~

皆さん1人1人が、絶望からこの子達を救いだすことの出来る希望の存在だって知ってますか?

あと1週間後になりました。

動物達の絶望の涙を、喜びの涙に変えていくために、

どうか参加してください。

彼らの代わりに声をあげよう!!!

2017.6.10(土)

世界最大規模の動物虐待虐殺行為をなくしていこう!!

東京と京都で肉食反対デモ!参加者募集中!!

「屠殺場を閉鎖しよう!世界一斉アクション@東京&京都デモ」

http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1837.html

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