迫害されるブログ「苦しみ続ける動物達のために byさっち~」

2010年。毛皮問題を知ったのを機に、動物の闇・真実を暴くブログを開始。しかし迫害行為に遭い続け貴重な情報を綴ってきたアメブロ・FC2のブログを強制的に閉鎖されてしまいました。その後FC2は奇跡的に復活できたものの、またいつ消されるか解らない貴重な記録の数々。理不尽な暴力行為に苦しむ動物達の声を消さないために、2020年1月保存用にこちらのブログを新たに立ち上げました。

2018.1.8 日本の未来はやっぱり暗い。この世界の終わりも近い。 「毛皮反対アクション@成人の日 京都」

2018年1月8日(月) 成人の日

土砂降りではないけど、あいにくの雨。

しかし毛皮を剥がされるために檻の中しか知らない動物達にとっては憧れの雨。

私たちには自由がある。彼らの代わりに行動しよう。

活動場所へ向かうキツネとウサギ。

今日は動物虐待ファッションが1年で最も活発になる、日本の気が狂った装いで埋め尽くされる恒例のイベント「成人の日」

成人の日を動物達の苦しみで祝わないで!!

現実を知ればどれだけおかしな習慣と化しているのか理解できるはず。

しかし簡単に理解できるはずの当たり前の訴えが中々浸透しない残酷列島。

大手ブランドがどんどんファーフリー宣言をしてファッション業界に変化が見られてきているとは言え、無知で無関心な消費者の意識に変化が訪れている訳ではないことを今年も街頭活動する度に思い知らされている。

毎年毎年同じことを、あとどれだけ訴え続ければいけないのか?

もういい加減にしてほしい。

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本日の活動場所は、何とか雨をしのげるマルイ前で。

11時過ぎ。到着したら、セラピー犬の金集めが行われていてより気分が悪くなる。

最近あちこちでセラピー犬の募金集めを目にする事が多くなったと、まみちゃんが言っていた。

人間は散々動物達を犠牲にしてる分際で、それでもまだ動物達に癒されようとする、傲慢という言葉を遥かに超えてるどうしようもない醜い生き物。

人間が人間の存在に救われることもあるように、動物達が結果的に癒しの存在になる現実があるというのは解るが、最初から人間目線で癒しのために動物を搾取する姿勢がいただけない。

どれだけ辛かろうが、人間の問題は人間で解決してください。己のストレスは自分自身で解決してください。

動物に何とかして貰おうとする、その思考があらゆる動物虐待産業を支えている原因にもなっている。

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まずは活動セッティング。

屋根のあるエリアではあるが、パネルを設置するエリアは屋根がとぎれており、ずぶ濡れ状態。

こんな悪天候だからこそ、インパクトあるように訴えなければ目立たないと考え、神戸コレクション活動並みの、豪華デカパネルセットの準備をしていった私。

この時間はまだ小雨だったが、床がすでにびしょ濡れで設置作業だけでグッタリ。

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準備完了~。

さて、声かけながら頑張ってチラシ配布していきましょう~。

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祝日だが、雨のせいもあって人の流れは穏やか。

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雨の日は傘もあるしチラシ受け取り率がより下がる。

人々に意識がこちらに向きにくい、パネルに目を向ける人も少ない。

声をかけても、いつもより聞いて貰いにくい。

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「お孫さんに動物性ファッションの残酷さ教えてあげてください。」

華麗に無視。

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リアルファー着用と思われる方には、一言で終わらせず、フードにも沢山動物の犠牲が使用されていますので気をつけてください等、最近は細かくしつこめにチラシ渡しに行くようにしている。

受け取って貰えなくても少しでも耳に残るように。

考えるきっかけにするためにウザいと思われるくらいでちょうど良い。

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雨の影響は大きいであろう、朝から振袖姿の子1人も見ず成人の日らしからぬ成人の日。

しかしお昼になって、チラホラ殺生丸が登場。

やっぱり今年もまだそのスタイルにこだわるのね・・・

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若い子たちはまだファッション情報に敏感だから、

もしかしたら、今年の成人の日は、白い便器スタイルから卒業してる子が増えてるかも?なんて、どこかでちょっと期待してしまってたけど、思いっきり無駄な期待に終わったよう。

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やった!問題に気が付いてる気配の子見つけた!!っと思ったのも束の間、笑

手にがっつり動物の死体持ってた件(-_-;)

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振袖姿の子には、「おめでとうございます。首のショールとか動物を犠牲にしたものが多数あります。動物を犠牲にしないファッションがあること知って貰えませんか?命を尊ぶことのできる大人になってください。」

等、丁寧にお声かけしていったけど、そんな新成人の誰ひとりにもチラシ受け取って貰えなかったという。

去年に続き、未来は暗い!!!!!残酷さは増す一方!!!!!

去年の活動レポ↓

2017.1.9 毛皮に見る、新成人の意識。イジメ体質が染みついている日本の未来はやっぱり暗い。

「毛皮反対アクション@成人の日 京都」

http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1796.html

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この1年でどれだけの命がファッションのために奪われ、どれだけの環境破壊行為に繋がったのか。

どれだけの人々がその産業の影響で身体を蝕まれたのか、

その何ひとつも感じようとしない大人が溢れる世の中がどんどんおかしい方向に進むのは当たり前のことです。

毛皮を剥がす為に屠殺する作業の間、頭を押さえつけられるタヌキ(ラクーンファー)

作業員の手は勿論血まみれ。

毛皮を欲しがったあなたが殺させた。(写真:DAYS JAPAN)

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バングラデシュ なめし革工場の汚染問題(写真:DAYS JAPAN)

彼らが足を入れている水にはヒ素や硫酸クロムなどの有毒物質が含まれている。皮を滑らかにかつ、柔軟にするために化学物質は使われるのだが、発がん性がある。

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工場で働くバングラデシュ人のイスマイル(22)が廃棄処分された皮製品置き場に立っている。彼は深刻な皮膚病を患っており、なめし皮工場の有毒廃水に触れたことが原因とされている。

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水が酸化しているため、木々や植物が枯れていく。毎日30,000立方リットル以上の排水がなめし皮工場地帯から流れ出ている。なめし皮工場から出る排水は排水管を通って大量の酸化汚泥を生む原因となっている。

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動物愛護管理法改正を求める署名の締切りが迫っていたので、一応署名セットテーブルも持って行ってたが、

雨で厳しいかなと思い、今日はもう出すの止めようと思っていたのだが、まだ雨も収まっていたので途中からやはり、思い切って出すことに。

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チラシ配布に集中していたので署名の声かけは一切してなかったが、自ら署名テーブルに向かって下さる方がいて助かりました。

この日集まった署名は13筆と少ないけど、雨の中でよく集まったほうやと思うし、思いきってテーブル出して良かった。

募金も4575円ありました。ありがとうございます。

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こちらの方のはフェイクファー。

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こちらの男性はダウンの実態のパネルを見て、話かけてこられた。

「毛皮が良くないのは知ってたけど、ダウンもダメ なんだね?」っと。

生きたままむしりとらないダウンはどこで買えるか等聞いてこられたので、生きたままむしりとる羽毛に反対してるパタゴニア等、知ってるブランドお伝えしたが、私としては動物性衣類自体を買わないのが一番良い選択であることをお話し。

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自分は肉も食べてるしっ、という事でどこまで伝わったかは解らないけど最後は署名もして帰ってくれた。

次どこかで肉食の問題にぶつかった時、今日の思い出が生きる日が来るかもしれない。

私たちの活動は種を蒔くことだからこれで良い。

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こちらの方のフードにはリアルファーが。

このあと、チラシ内容に真剣に目を向けておられ固まっておられた。

詳しく説明したら、凄く素直に話を聞いてくれて、その様子を見て、今一緒に活動してるまみちゃんが、昔ここでチラシ受け取って人生が変わるきっかけになった時のように、この方のその後の人生を変えることになるかもしれないなと感じた件。

どれだけ世間に無関心な意識が蔓延していても、

街頭活動をやってきた中で、誰1人にも影響を与えることができなかったと感じたことは一度もない。

活動中、最低でも1人以上、動物問題に衝撃を受けて関心を持ってくれたと感じられる人の存在がある。

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雨風きつくなる後半。

パネルもバンバン倒れるわ、チラシも濡れるわ、頑張れ私たち。

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「自分たちの成人の日に、自分たちに訴えるかのようにリアルファー反対活動してる人たちがいた。」

その光景を目に焼きつけて。

思い出に刻みつけて。

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そしていつか(近い未来に)ちゃんと気がついてね。。。

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動物の苦しみを伴わない動物性衣類というのは存在しないことを知ってね。

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どうしてもファー製品が欲しい時は、ちゃんと確認してフェイクを選んでね。

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そこまで嫌がらなくても・・・失笑。

よほどやましいことがあるんですかね?ある意味正直ですね。

私のはフェイクです!っていう子も中にいたけど、いやそれどう見ても動物から無理やり奪い取ったリアルファーだからね。

己の愚かさを隠すために言い訳する、そんな恥ずかしい大人にならないでくださいね。

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今日一番残酷だと感じたのは、実は新成人の反応ではありません。

今日はどういう訳か海外の方でリアルファー付きコートを身につけてる人を何人も目にして、その光景があまりにもショックだった。

どこの国かにもよるだろうし、意識高い国だったとしても中には残酷人種もいるのは解ってるけど、

日頃から海外の方の意識の高さ、反応の高さは目立ち救われてる部分が大きいから余計に。

STOP ANIMAL FUR!っと慣れない英語で話しかけて、帰ってくる反応は何故か笑顔。

バカにされてる系??

恐ろしくウンザリのこんな世の中で、犠牲者を減らすために活動を続けるしんどさ。

世界中でそんな残酷な世界と向き合い闘ってる皆さん、本当にお疲れ様です。

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次回関西での毛皮反対活動は、1月21日の神戸毛皮反対デモ行進です。参加者募集中。

1月21日(日) 毛皮にさよならキャンペーン@神戸三宮

https://www.facebook.com/events/155455151760611/